2009年4月26日日曜日

お膳の直し物、

こんな景気の悪い時期でも、お膳とかお椀とか、直し物はそこそこ、有ります、
このお膳は、輪島塗です、足が取れて居たり縁が欠けたりしていますが、落としたりぶつけたりで、、人的に割れたのも、、

もう1つのつぶれ方は、他の産地には悪いですが、接着部が殆どニカワとかで、くつけてあるので年数か経つと自然に力を加えなくても、バラバラに成って居ます、年数の経って居ない物はどうにか成ります。

それと、剥けて居る所も、多少剥がしながら、修繕しますが、胡粉の下地、砥の粉にニカワ、後は新聞が張って有るのも、多分カシュウ、等は、ぼろぼろで、殆ど剥がさなくては生けない状態です、剥がす工賃で木地が作れる、、 上の写真は、取れた部分が茶黒い、これは、コクソ(のり漆に木くずを混ぜた物)明らかに輪島塗、マァ~こんな所だけでは無いですが、見れば、明らかに分かります。


こんなのは本当は、余り儲けが少ないのですが、これだけ使って戴いて有りがたい物です、だから足の折れたのは、直し賃オマケ、、で、、その代わりあわてては出来ません、暇な時間を見つけて、今日はテレビで洋画を見ながら、15位、映画が終わる位で丁度終わりました、


これはぐい飲みの曙塗り、これを「手板」、2枚で一車と、、最近では同じ色とか、塗らしてくれない、、あれこれ一日の作業日程が立てにくい、、今日この頃です、、



だから、仕事の合間に、こんなのも撮影したり、している、遊んで居るのではなく、、皐月、陶酔コラボ、、
実は、塗ってから、泡が消えるのをボーっと待って居るのが、苦痛なので、、違う事を始めると忘れたりするので、、言い訳、、(^^。。



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