こんな感じで今年は新しい事も初めて居るが、、定番の抹茶椀が中心で有る、、それに20回~30回上塗漆を、、気が遠く成って来ました~~1年がかりの仕事です、、早くてもですよ、、1昨年前の花器がそろそろ下地から仕上がって来る予定です秋には、、お見せ出来るかと、、
輪島塗を知って居る方でも乾漆の作り方は知らない人も多いのでは、、?
基本的には、(漆、米糊、コクソ、砥の粉、地の粉)で有りますが、、いろいろやり方が有ります、、(布、綿紐、綿、で型を、、型(これもいろんな型が有ります)に張り付ける方法)、、(上塗漆だけを何層にも重ね、多分気が遠く成るほど塗り重ね削り出したり、剥がしたりと)いろいろ有ります、、
もちろん輪島塗の技法を駆使して、精密な印籠、香合、仏像なども乾漆で、古来から、、興福寺の阿修羅像もそうですが大好きな像の一つです、、余りにも有名ですが、乾漆です、、一度この目で見て見たい物ですが、、思いが膨らみ過ぎました、、
って言う事で、今年も乾漆作りに励みましょうかね~~~(^^。
4 件のコメント:
なかさん、こんにちは。
今年の暑さは普通じゃありませんから、くれぐれも、お体大切になさってくださいね。
私も、今年は熱中症計に、ネッククーラー、かき氷器を買いました。(^_^;)
ところで「乾漆」ですが、一言に「乾漆」といってもいろいろあるのですね。
かの有名な阿修羅像は、土(粘土?)で仏像の形を作ってその形の上から布をかぶせ、その布に漆を塗り、漆が乾いたら中の土(粘土)を取り出して仏像にすると読んだ覚えがあります。
表面がざらざらしている輪島の「乾漆箸」と阿修羅像の乾漆は、は全く別物と思っていましたが、やはり一応同じ乾漆ということなんでしょうか。素人アタマで???ですみませんが。。。
ぽん太さんどうも~~
阿修羅、、やはり職業柄でしょうか、、おっしゃるとうり、脱乾漆(後で型を抜く)です。
チョット表現が舌足らずでした、お箸と阿修羅は有る意味違う物です、
阿修羅の乾漆とか、昨日の乾漆は、、こちらはボディーの作り方です、ややこしいですね~~
お箸とか表面に施して有る加工法は、
普通の輪島塗の技法ですが仕上げが普通のツルっとした仕上げでは無く、、
上塗漆を細かく粉砕して砂粒(乾いた漆)を蒔いて漆で止め研ぎを入れて、仕上げをします、、こちらの方は表面の仕上げ方でご理解頂ければ好いと思います、
座卓とかもこの乾漆仕上げとかで、傷が付きにくく(目立たない感じ)で、滑りにくいです、、
PS;敷地が広いので無理をなさらない様に、、(^^。。
なかさん。こんにちは。
お箸や座卓の乾漆の詳しいご説明、ありがとうございます。
長年の謎?が解けました。
本当に漆塗りは奥が深そうですね。
座卓の乾漆は、乾漆とそうでないツルツルの漆塗を使ってきれいなストライプにデザインされたのを何かの展示会で見たことがあります。すごく素敵でした。が、お値段も当然すごかったです!!
以前こちら(大阪在住)で、布を芯にした漆のお抹茶茶椀を個展で出展されている漆の作家さんがおられました。芯の布を自由にゆがめて作られていて、”オブジェ”っぽかったです。この時も乾漆のことでアタマが???でしたが。。。こちらがボディー系の作り方だったんすね。
大分、敷地が広そうなのでこの辺にしておきますね。
謎が解けて、涼しくなったぽん太より。。。
ぽん太さん、どうも~~
>長年の謎、、、ですか、、
チョットはお役に立てたかな~~~(^^。。
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